虚空蔵法輪寺での舞台で、『小督局』『白鳥』『バッハ無伴奏』を踊らせて頂きました。
① 『小督局』
嵐山を舞台に、高倉天皇の寵愛を受けた
和の女性の心情を、お琴とフルートとチェロの生演奏と共に演じ、舞いました。
今回振付、演出は自分自身で
行い、用意して頂いた素敵なお衣装をどう見せるか、あと素晴らしい背景と法輪寺本堂をどのように演出するか試行錯誤しました。
演出に当日加わったのは雨。
雨が降ることにより、森の中に悲しみと共に消え去っていくインスピレーションから湧いて、
「月の光」の音楽がかすかに聞こえる中…森の中に去りました…
忘れられない経験になりました。
雨の中の白鳥、、、
出番の少し前までは虫の音が聞こえる天気まで回復していましたが、出番の少し前になり大雨に。
野外で濡れた床で一瞬迷いましたが、やはり白鳥はトゥシューズで踊ろうと決心…
雨が光も演出し、その時限り
幽玄を表現が出来ていれば良いなぁ…
一生忘れない経験になりました。
アンコールは、
「バッハ無伴奏」に合わせて
この機会を下さった皆様に、ご一緒してくださった演奏家、アーティストの皆様、支えて下さった方々に心からの感謝申し上げたいと思います。
Kommentare